海の彼方の
  ニッポンを訪ねて
  • ■私たちは英霊顕彰を柱とする民間交流の拡大と深化によって、世界一の親日国・台湾との国交回復を図るとともにわが国・日本を世界に冠たる道義国家として再建することを目的に活動しています。
  • ■平成11年に開始された台湾慰霊訪問の旅も早いもので、今秋で18回目を迎えます。この間、台湾の皆様には心暖まる歓迎をしていただき、誠の家族交流・兄弟交流を深めることができました。
  • ■そこでこの度、訪問団の報告を中心にその足跡をまとめ、団員の声として参加者の感想文を集大成しましたので、公開させていただきました。本来ならば参加者全員の感想発表を掲出させていただくところですが、とりあえず事務局で厳選させていただきましたことをご容赦願います。
  • ■ご覧になる場合は上記の項目をクリックしていただければ目的のメッセージに到達いたします。この情報をご参考に台湾慰霊訪問の旅にご参加いただければ幸甚の極みです。

特別アピール(日本語・漢語の順で掲載)
NHKは台湾ならびに三万三千余柱の元日本兵台湾人戦没者に謝罪を!
※ 日華(台)親善友好慰霊訪問団では平成二十一年六月七日(日)に『日台の魂の交流十周年』を記念して「第七回台湾特別講演会」(福岡ガーデンパレス)を開催しました。その後に続く懇親会は、東京の黄文雄先生や、地元の柳原憲一先生、そして、中華民國・台湾の高雄市からこの日のために来日された台湾支部長の黄明山・葉美麗ご夫妻も交えて盛会のうちに終了しました。
 講演会では、それを締めくくる形で、この特別アピールが満場一致、万雷の拍手で採択されました。地元の皆様にはこの事実を是非知っていただきたくここに公開いたしました。

十年の歳月が台湾支部の誕生を準備した

 私達は原台湾人元日本兵軍人軍属三万三千余柱の御英霊に深甚なる慰霊の誠を捧げるため、平成十一年から十年に亙り、台湾訪問を継続して参りましたが、この度、御英霊のご加護により現地台湾に念願の支部を授けられるまでになりました。

民間団体でもできる立派な国家的事業

 名もなき市井の一民間団体の事業とはいえ、帯びたる使命は第一に世界一の親日国台湾とわが国日本との親善友好関係を牢固不抜のものとし、第二に東アジアの平和と安定に貢献する、という国家的見地に立つものであります。それは、この十年間で訪台した回数十二回、滞在日数四十七日、訪台団員二百六十一名、訪れた慰霊地・交歓先百十六ヶ所、その結果、現地台湾でご縁の出来た同胞五百四名という数が如実に物語っております。

慰霊訪問の過程で学んだこと

 更に十星霜を経た慰霊訪問の過程で学んできたことは、台湾人の深層心理には「親日台湾を決定付けた四つの契機」ともいえるものが抜き難く刻印されているということです。

親日台湾を決定付けた四つの契機

 それは第一に、日清戦争の戦後処理である明治二十八年(1895)の下関講和条約によって大陸(清国)の呪縛から「永久に」解放されたという世界史的感動であり、第二に、その後の五十年に及ぶ日本統治時代の古き良き思い出であります。そして第三に、わが国の敗戦で終結したとはいえ英米蘭による鉄鎖の軛からのアジア解放と大東亜共栄のために日本兵軍人軍属として志願し、散華された御英霊に淵源を有する同志的紐帯であり、第四に、わが国が行政権を放棄させられた昭和二十年(1945)以降、大陸から一方的に乗り込んできた蒋介石一統の圧政によって生れた外省人嫌いであります。

民主化を潮流にした広範な親日層

 そして、他ならぬこれらの契機こそが、平成二年(1990)から開始された民主化の流れと相俟って、広範な親日層が岩盤のように形成された要因であります。戦後の國民党政権下で完全に圧殺されたかに見えた日台の絆が、さながら堤防が決壊したかのように奔流として顕在化したのです。李登輝から陳水扁に至る政治的潮流がこのことを正直に物語っています。

ジャッキー・チェンの誤りと中共が台湾人の心の主人公になりえない訳

 それは政権与党が民進党から國民党に変わったとて、はたまたジャッキー・チェンをして「台湾人や香港人の自由は管理(制限・弾圧)される必要がある」と語らせしめても、何人もそしていささかもこの流れを後退させることはできません。それが歴史の必然というものです。そして台湾の民心と民情がかくなるものである限り、いかに中共が軍事面で優位に立とうと台湾人の心の主人公には未来永劫なり得ない訳であります。

親日台湾の撲滅役を買って出た反日・反台NHK

 かくなる理由から台湾を自国領土と嘯いてやまない中共は、その侵略(併呑)的意図にとって最大の障害物である日台の精神的一体感を育む魂の交流を忌み嫌い、あらゆる手段を用いて親日台湾の撲滅に取り掛かってきております。そのためには、わが国の大手メディアを使嗾してでも、台湾人の心の故郷そのものである四つの契機の全否定を試みてくるはずです。このような文脈の中で平成二十一年四月五日放映のNHK「アジアの一等国」が演出されたのです。

論点のすりかえを得意とする敵国の通信社NHK

 大陸(清国)の華夷秩序からの永続的離脱をわが国・日本の侵略にすり替え、海外統治の模範として国際的評価の高かった領台五十年を植民と収奪の暗黒時代と強弁し、祖国防衛とアジア解放(大東亜共栄)のために散華された英雄的台湾人の行為を教唆誘導された非主体的なものと侮辱しきったこの番組は、到底正視に堪えられるものではありません。しかも戦後、一方的に乗り込んできた挙句、「二・二八事件」を皮切りに三十八年もの長きに亙る戒厳令で、台湾人を弾圧し続けた大陸の外来政権による治世を、台湾の黎明と詐称するにあたっては、いかに私達国民がその財源を負担しているとはいえ、日本放送協会の名をかたった敵国の通信社といっても過言ではありません。

利敵行為を恥とも思わぬ獅子身中の虫NHK

 親日台湾を反日にかえ、日台両国民の生命の絆を分断することほど東アジアの平和と安定を脅かす愚行はなく、それこそ、虎視眈々と台湾の領有と、ひいては沖縄を手始めにわが国・日本を丸ごと支配下におこうともくろむ北京(中共)のための利敵行為そのものであります。

親日台湾を守り、台湾人と連携する道とは

 日華(台)親善友好慰霊訪問団と今次のための特別講演会に参集した私たちは、心ある台湾の皆様との平成十一年以来の家族交流・兄弟交流の重みに賭けて、歴史に逆行し、親日台湾を転覆せんとするNHKの売国的な企てを的確に突き崩していきたいと思います。

国営放送局NHKが国益性・公共性・公正性そして公平性の原点にたち帰る道とは

 台湾慰霊訪問十年をふりかえると同時に、今後十年を展望するに当り、まずもって国営放送局であるNHKが、国益性・公共性・公正性そして公平性の原点にたち帰るためにも、その第一歩として台湾人ならびに原台湾人元日本兵軍人軍属三万三千余柱の御霊の御前に、心からの謝罪表明することを断乎として求めます。

平成二十一年六月七日

日華(台)親善友好慰霊訪問団
第七回台湾特別講演会参加者一同

〈お願い〉平成21年4月5日(日)に放送された『NHKスペシャルシリーズJAPANデビュー・第1回アジアの一等国』の反日的・反台的内容に対して、日華(台)親善友好慰霊訪問団として「抗議」の意思表示をします。この「特別アピール」をご覧になり、ご賛同いただける方はどうぞご連絡くださいませ。私たちは御英霊の皆様の名誉と日台の生命の絆を守るため、これからも活動を続けて参りますので、今後とも変わらぬ御指導・御鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

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要求NHK向台灣人及爲國犧牲生命的三萬三千餘台灣人前日本軍及軍屬嚴正謝罪
※ 日華(台)親善友好慰靈訪問團於平成21年6月7日(日)爲紀念「日台靈魂交流10週年」而舉辦「第7次台灣特別演講會」。兩位演講的講師(從東京來的黃文雄老師與福岡的柳原憲一老師),及遠從台灣高雄特地來的慰靈團台灣分部長黃明山先生與夫人葉美麗女士也一同參加了演講會後的懇親會。本抗議文內容是在演講會最後,由與會人士朗讀,全場出席來賓鼓掌下同意通過。這件事也希望讓台灣的各位先進們知道。


  我們「日台(華)親善友好慰靈訪問團」是爲了追悼在太平洋戰爭中爲國犧牲自己寶貴生命的三萬三千餘台灣人前日本軍及軍屬而成立,從1999年開始的10年裡,我們每年到台灣訪問。感謝諸位在天英靈的保佑,我們終於在今年成立了慰靈團台灣分部。

  我們雖只是個小小的民間團體,然而對我們來說有兩個最大的使命:第一、鞏固世界最親日國家台灣與我國日本的親善友好關係;第二、爲東亞的和平與安定作出貢獻。爲此,我們在這10年裡訪台12次共計47天,訪台團員總計261位,赴116個地點進行慰靈活動,在各地結識了504位台灣同志。

  經過這10年的歲月,我們在訪台慰靈的過程中體會到,在台灣人心中「親日的四個決定因素」。

  第一、甲午戰爭日本戰勝,1895年的日清馬關條約,幫助台灣從清朝中國的束縛中「完全」解脫;第二、台灣人懷念過去50年日本統治的美好時光;第三、因彼此先人均曾共同爲大東亞共榮而與英、美、荷蘭作戰,自此衍生出台灣人與日本人之間一種同志感情;第四、1945年在日本被迫放棄台灣的行政權後,由中國大陸來的蔣介石國民黨政權因對台灣人民施加高壓統治,造成台灣人普遍討厭外省人的心理。

  上述這幾個因素與台灣民主化,造就了台灣內部廣大堅定的親日族群。以往,在戰後國民黨政權的高壓統治下似乎完全被扼殺的日台同志感情,此時就像洪流似的再度湧現。從李前總統登輝到陳前總統水扁的政治潮流便可說明這一切。

  即便現在台灣的執政權再度從民進黨轉移到國民黨,香港影星成龍也說過「不完全認同台灣人與香港人所謂的自由」,但相信日台間堅定的同志感情是不會被這些因素所撼動的,因爲這也是歷史的必然。只要台灣人這種親日的感情不變,不管中共在軍事方面如何佔優勢,都將永遠無法贏得台灣的民心。

  也因此,對不斷叫囂著台灣是自己領土一部分的中共來說,侵略(併吞)台灣的最大障礙就是這種日台間的同志感情。於是從過去以來,中共便一直運用各種手段設法要斷絕這種感情。包括唆使日本主要媒體製作不實報導來否定台灣人心中「親日的四個決定因素」,於是有了NHK在2009年4月5日「亞洲的一等國」的這個節目。

  該節目把日本幫助台灣脫離清朝中國的束縛說成是清朝中國遭到日本侵略,又把當時在國際上評價很高的50年對台統治說成是台灣遭受殖民及掠奪的黑暗時代,把台灣人爲了大東亞共榮而犧牲自己寶貴生命的英雄式作爲說成是被有心人士教唆誘導而非自願。看了這極盡污辱抹黑之能事的節目,真令人孰可忍,孰不可忍。另外,以二二八事件爲首,從中國大陸來的外來政權以戒嚴令等方式,加諸台灣人民長達38年的高壓統治,該節目竟說成是台灣黎明的到來。製作這種不實內容的日本放送協會(NHK)簡直就是拿著日本國民的稅金在營運的敵國通信社。

  把親日的台灣捏造成是反日的台灣,殊不知這種企圖阻斷日台兩國國民同志感情的愚蠢行爲最後將導致東亞地區的和平與安定遭受威脅。且這將進一步助長把台灣視爲禁臠並妄想將沖繩、日本全國都收入自己領土的中共的氣焰。NHK的作法根本就是通敵行爲。

  日華(台)親善友好慰靈訪問團和這次出席台灣特別演講會人士,本著10年來與台灣各位同志交流的情誼,要對NHK製作這種顛覆歷史與賣國行爲表示最嚴正抗議。

  在回顧過去訪台進行慰靈的這10年並思考我們未來走向的同時,也爲了使日本國營媒體NHK回到原本應有的—追求本國最高利益、秉持公共、公正及公平原則。我們首先要求NHK向台灣人及爲國犧牲生命的三萬三千餘台灣人前日本軍及軍屬嚴正謝罪。

平成21年6月7日

日華(台)親善友好慰靈訪問團
第七回台灣特別演講會出席者一同

我們日華(台)親善友好慰靈訪問團要對NHK在2009年4月5日播放「亞洲的一等國」這個反日反台的節目表示最嚴正抗議。我們將在各大報紙刊登抗議公告,希望贊同我們的想法的各位先進一起參與這個署名活動。支持我們的人請不吝寫下您的姓名與寶貴意見用傳真或郵寄到以下地址。


日華(台)親善友好慰靈訪問團(團長/小菅亥三郎)
〒810-0001日本 福岡県福岡市中央区天神1-3-38天神121ビル13階
TEL(092)722-0021 FAX(092)725-3190 担当 佐藤・原田

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